ブログの名前が決められない・・・。
ブログを開設して最初のハードルとなるのが、魅力的で適切なブログ名を決めること。少しでもよい名前を付けようと、何日も悩んでいる人もいるでしょう。
ブログ名が決まらずに開設できない人がいます。ブログ名で数日も悩むくらいなら、パッと決めてすぐに記事を書き始めるのがおすすめです。
とはいえ、はじめてのブログ運営だと決断できないですよね。僕もはじめてブログ開設したときに苦労したので、よくわかります。
そこでこの記事では、ブログ名を決める際の具体的なコツを紹介します。記事を読めば、あなたにピッタリなブログ名を決められます。
魅力的なブログ名を決める5つのポイント
- 覚えやすいブログ名にする
- ジャンルと関連性が高い名前にする
- ほかのブログと被らない
- 無駄なキーワードを使わない
- ドメインが取れるか確認する
ブログ名を決める際に、ポイントとなるのは5つだけです。この5つに当てはまるブログ名なら、自信を持ってください。
覚えやすいブログ名にする
覚えやすいブログ名にすると、下記のようなメリットがあります。
- 拡散されやすい
- リピートされやすい
- 指名検索されやすい
覚えやすいブログ名だと、会話の中で「〇〇ってブログおすすめだよ」のように拡散されやすいので、名前も一緒に覚えてもらえます。
1度アクセスしたユーザーがブログを気に入ってくれた場合、検索エンジンでブログ名を検索してくれます。ブログ名で検索されると指名検索となり、ブログの評価が高まります。
ブログ名や運営者名など、固有名詞で検索されること。検索エンジンに「このブログを見たいから検索している」と評価されるのでSEO対策として有効。
また、パッと見て読めないブログは避けてください。読み方がわからないと、ユーザーの記憶にも残りません。
■ 一般的でない英語
例「Flummox」
■ 存在しない造語
例「zocyssqblog」
極端な例ですが、上記のようなブログ名にすると、誰も読めませんよね。
「英語=カッコいい」のような考えで独自性の高すぎるブログ名にすると、間違いなく後悔します。ひとめで読めるブログ名にしましょう。
ジャンルへの関連性が高い名前にする
ジャンルへの関連性が高いブログ名にすると、直感的にブログの内容がわかりやすいです。特化ブログだと、ジャンルとの関連性の高い名前を付けやすいです。
■ マイプロマン:スポーツブランド「マイプロテイン」特化ブログ
■ SWELL MANIA:WordPressテーマ「SWELL」特化ブログ
■ techyou(テックユー):ガジェット系のレビューブログ
上記のように、ブログ名から内容がわかりやすいと、該当ジャンルが好きなユーザーが集まりやすいです。
ほかのブログと被らない名前にする
ほかのブログやサービスと名前が被るのはNGです。名前が被ると、ユーザーが検索したときに競合になります。
もしあなたのブログの質が良くても、運用歴が長いブログに勝つのは簡単ではありません。運用歴が長ければ、検索エンジンからの評価や、被リンクが蓄積されている可能性が高いからです。
他サイトに貼られた、あなたのブログリンクのこと。信憑性や価値のあるブログほど、他サイトに引用・言及されるため高い評価を得られます。
ブログ名を決める際は、検討しているブログ名がすでに使われていないか確認してください。
検討しているブログ名で検索して、ヒットするブログがないか確認してみてください。
商標登録されている名前と同一、もしくは類似している名前をつけると商標権の侵害に該当するリスクがあります。すでに使われている名前をブログ名にするのは避けましょう。
無駄なキーワードは使わない
ブログ名に無駄なキーワードを入れないようにしましょう。ブログ名が長くなると、下記のデメリットがあります。
- ユーザーが混乱する
ブログのテーマが正しく伝わらないと、興味を持たれにくい - SEOへ悪影響がある
検索エンジンがキーワードを正しく認識できない - ドメインが長くなる
長いURLは手入力の手間になる
ブログのテーマに適したキーワードなら使ってもOKです。しかし、無駄(使わなくてもよい程度)なら避けてください。
ドメインが取れるか確認する
ブログ名の候補が決まったら、関連する英数字でドメインが契約できるか確認してください。ドメインは早いもの勝ちなので、すでに誰かが使っていると契約できません。
たとえば、あなたが「モノクログ」というブログ名にしたくても「monoklog.com」はすでに使用されているため契約できません。「monokurogu.com」や「monoklog.site」のように、多少異なるドメインなら契約可能です。
ブログ名と全く異なるドメインを契約しても良いですが、ユーザー目線では同一ドメインの方がわかりやすいです。
ドメインの空き状況は下記のサイトでも確認できます。
ユーザーを惹きつけるブログ名の決め方【5ステップ】
- ブログのジャンルから決める
- 連想できるキーワードを書き出す
- キーワードを組み合わせる
- ブログ名ジェネレータを使う
- 客観的な意見も聞き入れる
ブログ名のポイントがわかっても、なかなか決まらない人もいるでしょう。おすすめの5ステップを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
① ブログのジャンルから決める
まず、ブログのテーマとなるジャンルから決めてください。ジャンルが決まれば、ブログ名の方向性が明確になります。
- 雑記ブログ(テーマを決めずに書く)
- 特化ブログ(ジャンルに特化した記事を書く)
第1歩として「雑記」か「特化」か決めましょう。さらにジャンルを深掘りできると、より適したブログ名にたどり着きます。
なにもないところからアイデアを出すのは困難です。仮でも良いので発信の軸を決めると迷いが減ります。
② 連想できるキーワードを書き出す
ジャンルに関連するキーワードを書き出していきましょう。視覚的にキーワードを見ると、スッキリしたブログ名が見つけやすいです。
■ 育児ブログの場合
子育て、ママ、パパ、家族、メモリー、教育、育児、知育
■ 転職ブログの場合
転職、ジョブ、リクルート、仕事、働く、サラリーマン
■ 雑記ブログの場合
メディア、よろず、掲示板、ログ、ダイアリー
上記のように、あなたの運営するブログから、連想できるキーワードをできるだけ書き出してください。あたまの中で出すのではなく、紙やパソコンなどに書き出すのが重要です。
パッと思いつかなくても「〇〇 別名」「〇〇 英語」などでググってみると、ピンとくるキーワードが見つかります。
関連キーワードのリサーチには、無料で使えるラッコキーワードもおすすめです。
③ キーワードを組み合わせる
書き出したキーワードを組み合わせて、まとまりのある名前を作りましょう。
■ マイプロマン
「マイプロテイン」+「キン肉マン」
■ IREINOTE
「イレイ」+「ノート」
■ SWELL MANIA
「SWELL」+「MANIA」
上記のブログ名は、それぞれキーワードを組み合わせています。ブログ名だけでも、ある程度はどんなブログか伝わるでしょう。
ブログ名を見て、直感的にジャンルやテーマが伝わるのが理想的です。
④ ブログ名ジェネレータを使う
ブログ名のヒントをもっと欲しい方は、ブログ名ジェネレーターを使ってみてください。キーワードを入れるだけで、ブログ名の候補を自動で表示してくれます。
そのまま使えるブログ名は少ないですが、ヒントになります。無料のツールなので、試す価値はあるでしょう。
⑤ 客観的な意見も聞き入れる
ブログ名が決まったら、客観的な意見を取り入れるのもおすすめです。あなたはよいと思っていても、一般的にはダサい名前になっている可能性があります。
家族や友人に協力してもらい、正直な意見を聞いてみてください。恥ずかしくて身近な人に聞けないなら、TwitterなどのSNSを使うのもアリです。
Xなどで意見を求めるなら「#ブログ初心者」「#ブログはじめました」などのハッシュタグを活用するのがおすすめです。
ブログの命名に関するよくある質問
ブログ名を決めるうえで、よくある質問に答えます。記事へのコメントをいただければ、質問と回答を追加していきます。
ブログ名は途中で変更しても良いの?
基本的にブログ名の変更はおすすめしません。おもなデメリットは下記です。
- 変更前のブログ名で検索しても表示されない
- 記事内にブログ名の記載があれば修正が手間
- サイテーションがリセットされる
せっかくユーザーが指名検索してもヒットしなければ、もったいないです。変更前のブログ名に関するサイテーションも無駄になるので、慎重に判断してください。
他サイトなどでブログ名や運営者名などが言及されること。近年では、リンクなしのサイテーションも評価の材料になるとされています。
とはいえ、まだ認知されていないブログ名なら、変更するデメリットはありません。ブログ名を変更するなら、早めがおすすめです。
ブログ名とドメインは同じにでないとダメ?
ブログ名とドメインが異なっていても問題ありません。ただし、合わせると下記のメリットがあります。
■ 覚えやすい
ブログ名が覚えやすいと、直接URLにアクセスされる
■ ブランディング
ブランドの統一感が生まれ、ユーザーに信頼を与える
■ SEOの評価を受けられる
ドメイン名にキーワードを含まれると、検索エンジンがブログを認識しやすい
ただし、ブログ名と異なるドメインだと、途中でジャンル変更がしやすいです。どちらにもメリットはあるので、こだわり過ぎなくてよいでしょう。
僕なら同じにするね。
ブログ名が長いとデメリットはある?
長いブログ名には、下記のでデメリットがあります。
■ 記憶や入力に手間がかかる
ユーザーが覚えにくく、入力も面倒なので喜ばれない
■ シェアやリンクの文字数制限
SNSでシェアするときに文字数制限に引っかかる可能性がある
■ SEOへの悪影響
ブログ名が長いとURLも長くなりがち。検索エンジンが理解しにくい
これらのデメリットを考慮して、短くて魅力的なブログ名にすることが重要です。
ブログ名を考えるのはどのタイミング?
ブログ名を考えるタイミングは、ブログを始める前やブログの方向性を確定する前に行うことが一般的です。
ブログ名はブログのブランディングに重要な役割を果たすため、早い段階でじっくりと検討しましょう。アクセスが増えてから変更すると、デメリットが大きいので注意してください。
実際に体験したブログ名の失敗談
これまで10個以上の個人ブログを作成してきましたが、ブログ名で失敗したこともあります。実際の失敗談を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
失敗談なので再現しないでください。
指名検索が取れないブログ名を選んだ
過去に「ジジウェブ」という名前のブログを開設したことがあります。「ジジ」という親しみやすいキャラクターを設定した雑記ブログです。
しかし「JIJIWEB」でGoogle検索すると「時事通信社」のサイトが表示されました。30年近く運用されている、信頼と実績がある強いサイトです。
新規開設した個人ブログでは勝てないサイトだったため、失敗に終わりました。
事前に指名検索をして、競合サイトがないか確認してください。
自分の名前をブログ名にした
運営者自身の名前をブログにしない方がよいです。あなたが世間的に有名なら魅力的ですが、認知されていない名前のブログでユーザーを惹きつけるのは難しいです。
個人名が認知されていればブランディングとして成立しますが、実績やスキルがない状態だと読まれにくいです。個人名のブログを運営するなら、ある程度のスキルを身につけましょう。
マナブさんが運営している「manablog」やTsuzukiさんが運営している「Tsuzuki Blog」など
特に考えずに適当に決めた
ブログ名にそれほど意味がないと思い、適当に設定したことがあります。ブログ名はいつでも変更できるので、こだわらなくてよいと勘違いしていたからです。
ユーザーは意外にブログ名を見ています。素人感や手抜き感が伝わると、マイナスの印象を与えるのでもったいないです。
ブログ名はWordPressの管理画面から簡単に変更できますが、運営途中の変更はSEOの視点でデメリットが大きいです。変更前のブログ名で検索してもヒットしないので機会損失につながります。
仕方なくブログ名を変更するのはよいですが、変更を前提として決めるのは避けましょう。
ブログ名は想いを込めてしっかり決めよう!
ブログを開設するときに、魅力的な名前を決めるのは重要です。ユーザーを惹きつけて、価値のあるブログを作るために適切なブログ名が必要です。
事前のリサーチをせずに、適当なブログ名にするともったいないです。ユーザー目線を含めながら、下記のポイントを抑えたネーミングをしてください。
- 覚えやすいブログ名にする
- ジャンルへの関連性が高い名前にする
- ほかのブログと被らない名前にする
- 無駄なキーワードは使わない
- ドメインがとれるか確認する
ブログ名はあなたのブログの看板です。高品質な記事が増えると、ブログのブランディングも確立されていきます。
運営の目的や想いを込めて、納得のいくブログ名を見つけてください。ブログ名が決まったら、さっそくブログ開設しましょう!